思い出したから
このブログを開いた
前と年齢も環境も
何もかも違う
苗字だって違う
(会社は旧姓だからあまり実感無いけど)
人と暮らして
母親への感謝が芽生えた
人と暮らして
父の偉大さを知った
まあそんなことが言いたい訳ではなくて
今日読んだ能町みね子さんの「お家賃ですけど」がすごく良くて
なんて言うか
私なんかが(とかいたら卑屈に見えそうだけど世の中たくさん人がいるのをわかった上であえて書くけど)
考えること、やりそうなことを
やれなかったこと、やってみたこと、沢山書いててすごく面白かった。
作家業なんて一生つくことがないし、身体も丈夫だし、著者の経験なんて一生つくことがないし。
何よりもこの本を生み出すというか、作家さん全般に言えることなんだけど
自分の心から何かを生み出すって本当にすごいことで
まあそんな事考えてたら隣のあんちゃん達は大層もない話をして日本は平和だなと実感したり
酔ってるから書くけど、わたしは人から必要とされたいし、褒められたいし、自己肯定したいし自己顕示欲が凄い
だから本当はキラキラした人になりたい
でもそこまでのやる気もなく、結婚もして、なんか今自分はよく分からない所にいる
人と議論する力がない
そういうところが特に宜しくない
自分の中では、「議論とは冷静に大人vs大人が話し合いを設けることだ」と思っているけれど実際にそうではないことも多い
そもそも冷静になれない私は人と議論するなんて夢のまた夢なわけで
喫煙所の会話が心地よくて
そこで相手を悪くいうことで心を納めている
体裁を考えていえば
「なんて心が汚いんだろう」
「なんて心がさもしいんだろう」
「なんて心が貧相なんだろう」
そういう言葉になっていくんだろう
わかっちゃいる
分かっちゃいるけど
まとまらない気持ちがずっとぐるぐるする
puzzle③
5つめの記事は「ボストンブラウンブレッド」という蒸しパンの記事。
この記事ではボストンブラウンブレッドという3つのBが付く蒸しパンと、記事中の主人公の「3つのBの夜」について記載されてる。
(3つのBの夜とは、週に1度の風呂(bath)の日にボストンブラウンブレッドとベークドビーンズを食べる夜のこと。)
ターシャ・テューダーのクックブックより引用されている。
6つめの記事は「2万5千分の1地形図の作り方」の記事。
ここでポイントとなるのは、この記事には数字が多いということであるが、ここについて個人的に思ったのはあまりにもこじつけすぎるということ。笑
地図作成の記事で数字が多いのは当たり前だが、如何せん縦文字で書かれているため分かりづらい。
元々の資料は横文字で書かれていたのではないか?(漢数字だと目に入りにくいため)
7つめの記事は最初に出た記事の続報(9月6日長崎日報朝刊より)である。
ここで初めて事件に進捗がないこと、3人の死因が異なること、死んだ場所が違うことが語られる。
ようやくここで2章 playに入り主人公が捜査する必要があることが分かる。
1章を通して感じるのは、2-6つ目の記事の関連性の無さ、1.7つめの記事の簡素さであろう。
結論を言うと2-6つめの記事の内容を深く理解したところでほぼ意味は無い。(ほぼ、というのは私の最後2行の引っかかりを無くすためには理解する必要があると感じたからだ、ただそこ以外には何ら関係はない)
ここから第2章に入るわけだが、ここまでに労力を使いすぎると拍子抜けするので適度に読み流すことを推奨する。笑
やっと長かった1章の解説が終わったわけで、これほんとに書ききれるのかが不安。笑
puzzle②
4つめの記事は昭和の元号制定の記事である。
昭和元号の制定について、欠かせないのが「光文事件(1926/12/25)」であろう。
この記事では光文という元号が制定される、という記事と、昭和という元号になった事件の概要について記載されている。
光文事件の概要としては当時の東京日日新聞(現毎日新聞)が大正天皇崩御後、号外にて「新元号は「光文」である」と発表。
しかし同日に当時の宮内省が「昭和」と発表し、社長が誤報に対して辞意を表明する事態となった。(実際には編集局主幹が辞任。)
この誤報については「東京新聞」、「読売新聞」が同様に報じているが、実際のところ信憑性は薄いとされている。
なぜなら猪瀬直樹著の「天皇の影法師」とテレビ出演をした職員の言動以外の書物が見つかっていない。
本件の事実としては新元号「昭和」「元化」「同和」のどれかであったとされており、「光文」報道については記者が検証しないまま飛びついたとされている。
とりあえず酔っているからこの辺で一度更新
puzzle ①
puzzle
あらすじ
関根春(せきね しゅん)と黒田志土(くろだ しど)は中年の警察官である。
その2人がある事件を捜査することになる。
死因はそれぞれ餓死 転落死 感電死
身元も不明なその3人と、5枚のワープロで書かれた記事が島には残されていた。
手がかりはその5枚の記事、そして遺体の1人が志土の同級生だったということ。
一体この島で何が起こっていたのか。
【内容詳細・感想・考察】※ネタバレ
まず、恩田陸さんについて
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1964年生まれ 女性
「六番目の小夜子」でデビュー
代表作に
「球体の季節」
「不安定な童話」
「三月は深き紅の淵を」(これは読んだことがあってとても好きな作品)
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この本は
Ⅰ piece
Ⅱ play
Ⅲ picture
の章があり、まずⅠは事件の記事が2つ、謎の記事が5つ記載されている。
物語ではなく、ただの記事の羅列。
1つめの記事は 8月31日に長崎県西彼杵郡沖の無人島、鼎島で3人の遺体が発見されたことが書かれている。3人の身元、死因は不明で、3行ほどの短い記事。
たぶん新聞に載っていても見落としてしまう程度のもので、この時点では事件の奇妙さ、複雑さはわからない。
ちなみに鼎島は実際にある島ではなく作中オリジナル。モデルは軍艦島(らしい)
2つめの記事は、「オランダ人伝説」に関する記事。
オランダ人伝説とは1600年頃に誕生した。要約すると、沈没した船とその船員が呪われ、幽霊となり、海をさまよっている。そして航海中にそれを目撃するとみたものは災厄に見舞われるという伝説。
この記事は、オランダ版とドイツ版での伝説、そして実際に目撃した二人の人物の記述とその後が記載されており、よりリアリティを感じさせる。
3つめの記事は映画「星々の彼方への旅」の製作発表の記事。
「星々の彼方への旅」というのは1965年2月23日時点の仮題で実際には「2001年宇宙の旅」という題名(原題: 2001:A Space Odyssey)でアメリカのスタンリー・キューブリックによって製作、1968年4月6日に公開された。
原作、脚本はスタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークの共同執筆。
映画のあらすじ
2001年、月には恒久的な基地が建てられ、人類は火星に足を踏み入れる時代。人工知能HAL9000型コンピューターと乗組員5人は木星探索を行っていたが、船に不具合が起き、乗務員は原因と思われたHALの思考部分停止を試みるがそれを察知したHALに殺害される。唯一生き残った船長のデビット・ボーマンはHALの思考部を停止させ、木星探査の真の目的(月で発掘された謎の物体、通称モノリスの調査)を知る。そして単独で探査を続行させ、モノリスと遭遇、そして人類を超越した存在へと進化を遂げる。
記事中ではこのあらすじに関しては詳しく触れられておらず、キューブリック自身のコメントが大半を占めている。
私も今これを書くまで、映画の内容が物語に大きく作用しているとは感じなかった。が、今大変なことに気づいてしまった。これは最後の2行の伏線だった。(と考えるとものすごくすっきりする。)最後に記載したいからこれを書き切ることを祈ろう。笑
だいぶ久しぶりに
このブログを見つけた。
最近は本を読めていなかったから、久しぶりに読んでみようかな
ちょっと途中だけど最近思うこと
聲の形っていうマンガと
八日目の蝉っていう本を読んだ
最近の作品は歪んでるよ
まず聲の形
退屈しのぎに苛めて、自分がいじめられて、後悔してってさ
被害者の子が自分のハンディキャップにとてつもない罪悪感と周りとうまくいかないことに対する葛藤があって
そこが上手いことハマったように見せかけてるだけだから
後悔したらやり直せばいいとかそういう問題じゃないんだよやっぱり
その時その瞬間は帰ってこない
西宮さんのお母さんが言ったその言葉だけが合ってると思う
ただただ気持ちが悪かった。
やり直す勇気がどーのとか
過去じゃなくて未来とか
失った時間を取り戻すとか
いじめられっ子で立ち直っていじめたヤツを殴っていいわけでもない
いじめられてたってのを盾にするのもどうかと思う
虐めてた人はもっと堕ちればいいと思うし
素直にモノをいえばいいわけでもない
話したからなんでもわかるってそんな訳あるかい。
作者が何を書きたかったのか、何を伝えたかったのか、さっぱりわからん。
八日目の蝉にかんしてはまたこんど